年の瀬が近づき、寒さも深まってきましたね。
外に出るのがおっくうになる親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、寒さに関係なくお部屋で気軽に楽しめる冬の絵本を紹介します。
ぜひお気に入りを見つけてみてください。
The Mitten (作: Jan Brett)
冬の絵本の定番の一つとして挙げられる作品です。
大切な白い手袋の片方を失くしてしまった主人公のNikkiと、
その手袋を見つけた動物たちとの面白おかしい出会いのお話です。
たくさんの動物が登場するので、色々な動物の単語を勉強することができます。
表現豊かなイラストが味わい深い一冊となっています。
Snow Party (作:Harriet Ziefert)
雪だるまたちが集まって、冬の訪れを祝う様子を描いた物語です。
大人の雪だるまから子どもの雪だるままで、
楽しそうに食べたり歌ったり踊ったりしている少し不思議な光景が、
きれいなイラストとともに描かれています。
The Snowy Day (作: Ezra jack Keats)
Peterの雪の日の冒険を描いたこの作品も、昔から読まれ続けている名作絵本です。
主人公が黒人であるという設定は、1962年に作られた物語としてはとても画期的だったことから、
この本は有名な賞も表彰されています。
ストーリーそのものが面白いのはもちろんのこと、
動物の足跡の特徴や、どうして雪や氷が溶けるのかなど、
お子様と理科の話をするきっかけになるのではないでしょうか。
Snowballs (作: Lois Ehlert)
Lois Ehlertの作った絵本は、身近なものを利用したコラージュが挿絵になっているところが特徴的です。
眺めているだけでも楽しい時間をお子様と過ごせるのではないでしょうか。
この本を参考に、皆さんも身近なものを使って冬の風物詩を作ってみるのも面白いですね。
Snowmen at Night (作: Carolyn Buehner)
雪だるまが夜間はどのような生活をしているのかという秘密を描いたこの作品は、
ユーモラスな絵とリズミカルな文章がとても魅力的です。
New York Timesのベストセラーにも選ばれています。
お子様の想像力を刺激すること間違いなしです。
Stranger in the Woods (作: Carl R. Sams & Jean Stoick)
多くの賞を受けたこの本では、とても美しいイラストとともに、
冬の自然が写真家ならではの感性で描かれています。
どのような生き物に対しても愛情を持って接することの大切さが学べる作品です。
年中・年長以上のお子様向けの作品です。
The Twelve Days of Winter (作: Deborah Lee Rose)
雪の日の学校を舞台としたこの絵本では、先生と子供達が毎日雪遊びをする様子が描かれています。
1日ごとに雪遊びをした数を数えるストーリーなので、英数字の勉強にもなるのに加え、
お子様の記憶力も鍛えることができる作品となっています。
親子で一緒に数えながら、楽しく読み進めることができます。
以上、親子で一緒に楽しめる冬の絵本を紹介いたしましたが、
最後にもう一冊、特に英語力に自信のあるお子様に挑戦していただきたい作品をご紹介します。
Red Sled (作: Lita Judge)
水彩画のイラストが目を引くこの絵本は、実は文字がほとんど書いてありません。
絵をもとに、どのような物語なのかをお子様が予測できるような仕組みになっています。
読んだ後に、お子様に物語の内容を説明してもらうといった使い方ができます。
英語でも日本語でも、想像し、説明する力を育てることができます。
このように、絵本は読む力・聞く力を培うだけでなく、
内容について親子で話し合ったり感想を言い合ったりすることで話す力も育てることができます。
絵本は、内容をただ読むだけではもったいないのです。
ストーリーを活用し、親子でたくさん話したり体を動かしたりして、
楽しんで英語力を身につけながら冬の寒さを乗り切りましょう!
参考文献:”Best Winter Books” https://www.pre-kpages.com/best-winter-books/
子どものためのオンライン英会話GLOBAL CROWN公式HP
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- 【メディア掲載】えいご教材プラスに掲載されました - 2024-09-30