英語教育

子どもの英会話教育はいつから始めるべき?

子どもたちの英語教育の現場や情報を数多く見てきたなかで、
「子どもの英語教育はいつから始めるのがいいのでしょうか・・・?」という疑問が耐えません。

「0歳から始めるバイリンガル教育」
「きれいな発音は9歳までがカギ!」
「5歳までが幼児期の英語教育の勝負時」

など、どれもバラバラな見解です。
実際に早く始めたり、英語に多く触れさせるのは効果がよさそうですが、実際に最近注目さえれているデータや研究結果を用いて解説をさせていただきます!

 

発音や言語の習得がしやすいのは10歳まで

こちらの図をご覧ください。

image

アメリカのスキャモンという人類学者が発表した人体の各器官の発育過程を表した図です。

身体・体重などの体系が一気に成長するのは、13歳あたり。
確かに、一気に慎重が伸びるのは13~17歳の中学校~高校なので納得です。

生殖系が成長するのも人によりますが、14~15歳ぐらいとなっており、いわゆる思春期の時期ですね。
このあたりは、自分たちの昔を振り返っても実感値があると思います。

 

注目すべきは、脳・神経のグラフです。
「脳・神経」は生まれてから3歳頃まで一気に約50%の成長をし、10歳まででほぼ100%になっていることが分かります。
脳・神経の発達は言語力に非常に大きな影響を与えるので、10歳までが非常に大事だということになります。

幼少期に海外に住んでいた日本人の方が発音にネイティブに近かったり、
大人になってからの海外留学よりも、幼少期の海外駐在の方が、同じ期間でも成長に大きな差が出ているのはこのためです。

お腹のなかにいるころから胎教で英語を・・・なんていう記事もたまに見かけますが、
そもそも生まれてから発達が始まるので全く意味がないことも明白です。

では、「早ければ早いほうがいいんですね!」と焦ってしまう人もいますがそれも間違いです。

 

日本語を土台にして英語が身につく

一時期話題になった、「外国語学習の科学」という言語学者の白井恭弘先生の著書のなかで、
「第二言語の習得は母語を基盤とする」という記載があります。

amazon

母国語の知識がある状態だと“言語転移”という影響が生まれ、
既に習得されたスキルが他のスキル習得の際に生かされるされています。

同著のなかでは、
文法的に考えると、日本語と英語の文法構成が逆なので、言語としては習得しづらい組み合わせである、といった内容の記載もあるため、
やはり文法から英語学習をしていくこれまでの学習方法では遠回りになってしまいます。

 

では、日本語はいつごろから身につき始めるのか?というのが最後の疑問になりますが、
話し言葉は2歳ぐらいから徐々に増えていき、早い子どもだと3歳ぐらいにはよくしゃべるようになります。
(言語の成長は人によって様々なので4~5歳で話し始める子もいるので焦らないでください!)

 

ここに、さきほどの“言語転移”の理論を入れると、
日本語と英語を区別して脳内で整理できたほうが習得しやすいということになるため・・・

 

英語教育の始めどきは、
10歳までの時期に、日本語と英語を区別して認識できた年齢

 

となります!

これを待たずに、日本語の変わりに無理に英語をインプットさせてしまうと、
中途半端なバイリンガルになってしまう可能性も方が高いです。

 

実は、グローバルクラウンでも、3歳未満のお子さまの受講はあまりおすすめしていません。
もちろん、2歳後半で日本語を十分に話している子もいますので、
受ける場合にはお母さんにできるだけフォローいただいたり、
ネイティブな発音を聞かせることに注力して、まずは日本語で分かっているものの英単語から教えていくようにしています。

 

日本語と英語を区別して認識できた年齢」って具体的にいつ?という方は以下の方法でチェックをしてみてください。

<チェック1>「これって英語でなんていうか知ってる?」という意味が理解できて返答ができる

この質問に対して、子どもが「知ってるよ!」や知らなくても「教えて!」という反応をしたり、
「りんごは英語でApple」ということが理解できていればOKです。

「1から10まで英語で言える?」とかの質問もいいですね。

 

<チェック2>外国人が話しているのは英語だと認識している(できれば、関心がある状態が◎)

外国人を見て怖がったりする子どもも多いと思います。
それが、普段見ている日本人と全く違う存在だと思っているだけでは、“外国人(=外国の言葉を話す)”と分かっている状態ではありません。

逆に、外国人を見たときに「今の人、英語の人だったね~♪」のようなリアクションをしていれば、
日本と外国、日本語と外国語という認識を得やすいので英語にも興味を持ちやすいはずです。

 

この2つのチェックを見ると、3~5歳のぐらいだと考えており、
グローバルクラウンでも3歳以上を対象年齢としています。

しかし、途中にも述べたように子どもによって発育の違いはあるので、
「〇歳ではじめるべき!」というのは全員には当てはまるものではありません。

子どもの変化を感じながら、いつから始めるかを考えてあげてください。

HugCome,Inc.

株式会社ハグカムは<子どもの「できた!」を育む。>を理念に、オンライン英会話「GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)」運営しています。できなかったことが「できた!」、分からなかったことが「分かった!」という経験を積んでいけるような学びの機会を提供したいと考えています。

You may also like...