2020年に小学校の英語学習が必修化され、子どもに家で英語を勉強させるにはどうしたらよいのかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では小学生に英語を勉強させるポイントや家でできる勉強方法、英語教材の選び方をご紹介します。子どもが家で英語を勉強しなくて困っている、これから子どもが小学生になるから家で英語勉強をさせたいと思っている方はぜひ参考にしてください。😇✨
小学生に家で英語を勉強させるときのポイント
小学生の子どもが家で英語の勉強をしなくて困っている、どうしたら勉強してくれるのか知りたいという方は少なくないでしょう。ここでは小学生に家で英語を勉強させるポイントをご紹介します。
親が子どもの英語力を把握する
勉強をさせる前に知っておきたいのは子どもの英語力です。勉強には段階があり、子どもに今の能力以上の勉強をさせようとしても理解ができず、英語が嫌いになってしまう可能性があります。例えばローマ字の読み書きはできるか、簡単な英単語は読めるか、簡単な自己紹介を英語でできるかなど、今の英語力を確認しましょう。
英語勉強を習慣化する
英語の勉強を習慣化することも大切なポイントです。言語は1日や数ヶ月で身につくものではなく、一時的に覚えたとしてもそれは身についたとはいえず、すぐに忘れてしまう可能性があります。つまり英語は短期的ではなく長期的に取り組まなくてはなりません。そのため子どもがなかなか英語を習得しなかったとしても焦らずに「早くても1年はかかる」と思っておくとよいでしょう。また勉強方法も短期間に集中して勉強させる、数週間に1回まとめて勉強させるという方法は効果的ではなく、毎日5分や10分の短い時間でも継続して英語の勉強をさせることが大切です。
英語の4技能を意識する
英語の勉強には「書く(ライティング)」「読む(リーディング)」「聞く(ヒアリング)」「話す(スピーキング)」という4技能が存在します。家で英語勉強をさせるときにはこの4技能に偏りがないようにバランスよく学べるよう親がサポートすることも大切です。英語検定にも役立つ重要な技能になるので、小学生のうちから身につけられるようにしましょう。
小学生が家でできる英語の勉強方法
小学生の子どもが家で英語の勉強をするのにはどのような方法があるでしょうか。ここでは子どもに英語の勉強をさせるのにおすすめの勉強方法をご紹介します。子どもが続けられそうな教材はどれか確認してみてください。
英語ドリルを使う
家で簡単にはじめられる英語の勉強方法は英語ドリルです。難易度はローマ字が学べるものから英語検定対策用のものまで様々な種類があります。子どもの英語レベルに合っていないと飽きてしまうこともあるため、選び方が重要です。また勉強のタイミングは自分で決めることになるので、やらなくなってしまうこともあります。「毎日この時間はドリルをする」というように時間を決めておくと勉強が習慣になりやすいでしょう。
英会話教材で楽しく学ぶ
英会話教材は英語ドリルと同じく、家で簡単にはじめられる勉強方法です。英語ドリルとの違いは、英語ドリルは書店などで気軽に購入できますが、英会話教材は月額で契約をして定期的に教材が送られてくる点です。こちらも子どもが自ら勉強をする必要があるため、楽しく学べる教材選びが重要です。
動画配信サービスで英語に慣れる
これから英語の勉強をさせようとするときに子どもがまだ英語を聞き慣れていない場合には、月額制の動画配信サービスで英語の作品に触れさせるのもよいでしょう。DVDなどを購入すると数が増えたときに保管場所に困ることがあります。動画配信サービスでは月額を支払うだけで多くの作品が見放題となるため、さまざまな作品を楽しみながら英語を聞く機会が作れます。
オンライン英会話で実力をつける
オンライン英会話は家にいながら英会話力を身につけることのできる勉強方法です。英会話教室と比べて送り迎えの手間がなく、授業料も安いことが多いです。レッスンはSkypeなどを使ってオンラインのビデオ通話で行います。会話力を伸ばせるため、英語でのコミュニケーション能力を向上させたい場合におすすめです。
英語教材の選び方
英語の勉強方法を4つご紹介しました。ここからはそれぞれの選び方で意識したいポイントをご紹介します。たくさんある教材の中からどれがよいのか悩んでいる方は参考にしてください。
英語ドリル
英語ドリルの選び方のポイントは以下の2つが挙げられます。
- 子どもの年齢、英語力に合っていること
- 勉強させる目的に沿っていること
まずは子どもの年齢や英語力に合った内容の英語ドリルかを確認しましょう。小学校低学年の子どもに英文法や英語検定を意識したドリルを使って勉強させても理解するのは難しいです。低学年の子どもにはアルファベットの書き方や発音が学べるドリルを選びます。特にはじめて英語の勉強をする場合には、英語への抵抗を軽減させるためにイラストや漫画が使われているドリルを選ぶことで楽しく学べるでしょう。
中学年の子どもであれば簡単な単語やあいさつ、自己紹介などが学べるドリルがおすすめです。単語の勉強をはじめるとローマ字と英単語の発音の違いに戸惑う可能性があります。ドリルを選ぶ際には英語の発音のルールについても記載されているものを選ぶとよいでしょう。
英単語や簡単なあいさつなどができるようになった高学年レベルの子どもには、簡単な英文法が学べるドリルがよいです。英文法の構成が学べるドリルを使えば中学校での英語勉強にも役立ちます。
また英語ドリルを選ぶ際には「何のために勉強させたいのか」という目的に合っていることも大切です。例えば、子どもに英語を好きになってもらいたいのであれば楽しく学べる工夫がされているドリルを選び、リスニングや発音を勉強させたいのであればCDが付属されているドリルを選びます。
英会話教材
英会話教材を選ぶときは以下のポイントを意識しましょう。
- 子どもの年齢、英語力に合っていること
- 勉強させる目的に沿っていること
- リスニング教材の質が高いこと
「子どもの年齢、英語力に合っていること」「勉強させる目的に沿っていること」は英語ドリルと同じですが、英会話教材ではもう1つ「リスニング教材の質」も確認したいポイントです。小学生の英語学習はリスニング力が求められることが多いです。英語の発音を学ぶためにもしっかりとネイティブの発音で勉強できるリスニング教材であるかをチェックしましょう。
動画配信サービス
動画配信サービスを選ぶときのポイントは以下が挙げられます。
- 子どもが楽しめる作品を配信していること
- 音声と字幕が日本語と英語に対応していること
動画配信サービスで英語を学ぶ目的は子どもに「楽しみながら英語に触れてもらうこと」です。子どもが好きな作品を配信している動画配信サービスを選ぶのもよいでしょう。音声と字幕はどちらも日本語と英語に対応しているサービスを選ぶのもポイントです。見せる作品は子どもがストーリーを理解しているものから選び、英語音声と英語字幕で見ることでセリフのリスニングとシャドーイングの練習ができます。
オンライン英会話
オンライン英会話の選び方のポイントは以下です。
- 小学生向けのコースがあること
- 先生が子どもとのやりとりに慣れていること
- 子どもが楽しくレッスンを受けられること
オンライン英会話は大人を対象にしたものも多くあります。小学生向けのコースがあり、先生も子どもとのやりとりに慣れているかを確認しましょう。はじめて英会話レッスンを受ける子どもは英語での会話に抵抗があるかもしれません。子どもが興味を持って楽しくレッスンを受けられているかも選ぶときに確認したいポイントです。オンライン英会話では無料体験レッスンを行っている場合もあるので、いくつか比較するのをおすすめします。
学生の英語勉強は続けることが大切
英語は数日や数ヶ月で習得するのは難しいため、短期集中の勉強ではなく、可能な限り継続して行うことが大切です。英語の勉強を継続させるためにも家で勉強をさせたい、勉強をする習慣を作りたいと思う方もいるはず。
しかし家での英語勉強では子どもの英語力に合った教材選びや英語の4技能をバランスよく勉強させるなど親のサポートが重要になります。サポートが難しいと感じている方はオンライン英会話を利用すると先生が必要なサポートをしてくれるため、勉強のサポートに不安がある方でも安心して家で子どもに英語勉強をさせることができるでしょう。
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また、インスタグラムの公式アカウントでは英語で遊べるゲームなどもご紹介しています。ぜひご覧ください。
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