2020年の教育改革
動画でも何度かお伝えしている2020年の教育改革、小学校での英語必修化や英語による指導のほかに「センター試験の廃止」があります。センター試験ではなく、「大学入学共通テスト」が開始されます。センター試験の英語科目の代替として、英語4技能を評価する資格・検定試験が活用されます。英語4技能とは「話す」「聞く」「読む」「書く」の4つの力のことです。
「GTEC」とは?
代替として活用される英語4技能検定の一つがベネッセコーポレーションが実施する「GTEC」です。現在は小学生〜中学1年生向けの「GTEC Junior」、中学・高校生向けの「GTEC」、大人向けの「GTEC」の3種類が提供されています。3種類それぞれの試験でレベル別に、全部で10の問題タイプが用意され、英語4技能をスコアで測定することができます。
大学入試に利用できるのは、中学・高校生向けの「GTEC」の中の「GTEC CBT」という問題タイプで、高校2年生の後半〜高校3年生の時期に利用するのが目安とされています。「GTEC CBT」はコンピューターの画面に問題が表示され、コンピューター上で回答が入力できる形式です。
センター試験や学力を測る検定では集団での受験というイメージが強いですが、「GTEC CBT」は個人で申込み、受験ができます。2019年7月時点で、大学入試に採用している学校が複数あったり、中高生にも既に多く利用されていたりと支持されているようです。
「GTEC」のレベルは?
中学・高校生向けの「GTEC」はCEFRのPre-A1〜C1までのレベルが想定されていて、「GTEC CBT」はスコア1400が満点になっています。スコア270〜689で中学校卒業程度、ALTと日常会話ができるレベル、スコア690〜1189で大学進学を目指す受験生が目安となっており、海外でのホームステイや語学研修を楽しめるレベルから海外の高校で授業を理解して参加できるレベル。さらに1190〜1400は海外大学進学を目指す受験生が目安となっていて、海外の大学で授業を理解して参加できるレベル、更には自分の専門外の内容についても理解して発言ができるレベルまでが「GTEC CBT」で測ることができるようになっています。
どのくらいのスコアがとれると良いの?
「GTEC」のサイトから大学入試に「GTEC」のスコアが活用できる大学の活用方法や基準を検索できるようになっているので、目指す大学の活用方法を参考に、スコア目標を想定できます。
英語4技能が必要になるので、文法の勉強だけでなく、伝えたいことを英語で伝えられること、質問されていることを理解して英語で答えられることなど、「話す」「聞く」力も伸ばし、高いスコアを目指していくことが今後の教育改革で求められていくと思います。
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